OEMビジネスとはなにか、おおまかな概要は知っていても、その仕組みや違いまでは分からないという方へご説明させていただきます。
この記事では、OEMについても解説しております。メリット・デメリットも解説しておりますので、ぜひとも参考にして頂ければ幸いです。
OEMとは？
OEM（オーイーエム）とは？
OEMは、【Original Equipment Manufacturing】の頭文字を取った言葉であり、商品の企画、設計図などすべて発注元が用意します。ブランド側は、発注元（受託先）から届けられた設計書や図面に従い、企画・デザインを行い、製品を製作することを指します。
簡単に言うと、OEMは発注元で取り扱いのある既存の商材にロゴや、デザインを印刷して、オリジナル商品を作ることです。
なるほどね～。これだったら初心者でも簡単にオリジナル商品ができるね！
OEMのメリットとデメリット
OEMのメリット
OEMではフリーランスや中小企業でも自社ブランドの製品を量産できることが最大のメリットです。製造・生産だけを外注することで、自社ブランド製品の生産が可能となります。
OEMのデメメリット
OEMのデメリットは、デザインやノウハウが流出するリスクがあることです。トラブルを回避するためには、商標登録、特許出願を取得する必要があります。また、実際に商品を生産してみたら思ってたのと違ったというケースもあります。これに関しては発注元（受託先）がデザイン・製造に関する知識を持っていないケースも多いので、サンプルを依頼し、しっかりと確認を取りましょう。
OEMとは何かメリット、デメリットを含め、学んでいただけたと思います。さて、ここからが本題です。OEMビジネスとは何かを解説します。
簡単に分かりやすくお願いします！
OEMビジネスとは？
自らブランドを立ち上げ、商品を企画し販売していくことです。
必要最低限のスキルが必要になり、イラストレーター、フォトショップを使用して、発注元のテンプレートに基づき作成します。あとは入稿し、商品ができるのを待つだけです。デザインデータが作れない場合は、発注元で手配して場合があるので、相談してみましょう。
インフルエンサーやライバーなどが有利なビジネスとなり、認知度が高いほど売り上げを立てることができます。ある程度勉強をする必要はありますが、パソコンが使えれば、誰でもできる副業にもなります。
しっかりとブランディングをし、自社サイトとして商品を販売していくことに集中していくことをオススメしております。
また、デザインを登録して売れたら発送まで代行してもらえる、プラットフォーム（サービス）もありますが、販売手数料などが発生してしまうデメリットがあります。
自社ブランドの場合は初期費用や発生してしまうデメリットもありますが、基盤をしっかりと作ることで、ブランディングがしやすい環境ができます。
また、ブランド立ち上げプランなどセット価格でお得なサービスを提供してもらうなど発注先へ相談してみるのもよいでしょう。
ブランドを立ち上げましょう
ブランド立ち上げの流れをザックリと解説いたしますね！
これ楽しそう！
1.ブランド企画
まず初めに作りたいブランドのコンセプトを考えます。
- ブランドを作ろうと思った背景
- どんな商品を売り出すのか
- ターゲットを明確にする
- どんな場所で使う商品なのか
- どんな時に使ってもらう商品なのか
- 販売ルートはどうするか
またこれらをひと言で表す『キャッチコピー』などがある方がいいです。
あなたが考える新しいブランドの世界観を言葉にし、表してみるのも良いでしょう。
2.ライセンス申請
商標登録申請をしましょう。商標登録をしないと、知名度が上がった際にコピー商品が出回る可能性が高くなり、最悪は商標をコピー側に乗っ取られる恐れがあります。
ただ、商標登録申請をする際にかかる費用が最低でも30,000円程度は必要となってきますので、商品が売れてきてから、商標登録申請するのも良いでしょう。
3.商品企画
商品の企画をしていきましょう。まず初めにブランド企画で作成したコンセプトを元に商品のイメージを描いてみましょう。デザイナーにその下絵を提案し、商品設計を作成してもらいます。または、自身で作成してみるのも良いでしょう。ここで、費用や利益がどれくらいなのかなど、しっかりと確認していきましょう。
4.デザイン制作
商品設計をもとに、デザインデータの制作をします。発注元のテンプレートをしようして、デザイン制作していきます。デザインデータを作るノウハウがない場合は、発注先に相談してみましょう。デザインができたら、サンプル手配をしていきます。
5.サンプル作成
サンプルを手配をし、商品仕上がりのチェックをしていきます。商品に納得ができたましたら、量産の依頼をしましょう。
6.販売計画
何処でどう売っていくかを決めていきます。店舗がある方は店舗内でキャンペーン、販促をしていきます。店舗がない場合は、ネットショップを開設し販売していく、または量販店に商品を卸すなど、さまざまな方法があります。
OEMビジネスでは、まず初めにブランドのコンセプトをしっかりと考える必要があります。その次にブランド開設、商品企画、販売計画の準備をしていくと良いでしょう。
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