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【利益率アップ】売上高の計算をし改善点をみつける方法

ネットショップを運営するにあたり、収益を上げるためには売上高や利益を的確に把握することが非常に重要です。そのためには、以下に示す計算式を使って売上高や利益を算出することが必要です。

 

【売上高の計算式】

売上高とは、商品やサービスを販売した際に得られる収益の総額です。以下の式で計算することができます。

 

売上高 = 販売数量 × 販売単価

 

販売数量は、販売した商品の個数を表します。販売単価は、商品1つあたりの値段です。例えば、ある商品を1個500円で販売し、その商品を100個売り上げた場合、売上高は次のように計算できます。

 

売上高 = 100 × 500 = 50,000円

 

【利益の計算式】

利益とは、売上高から費用を差し引いた金額であり、事業の持続可能性を確保するために非常に重要な指標です。以下の式で計算することができます。

 

利益 = 売上高 - (仕入原価+販売費用+一般管理費+税金)

 

仕入原価は、商品を仕入れた際にかかった原価です。販売費用は、広告費や配送料などの費用です。一般管理費は、給与や水道光熱費などの費用です。税金は、消費税や法人税などの税金です。

 

例えば、ある商品を1個500円で販売し、仕入原価が300円、販売費用が1000円、一般管理費が2000円、税金が500円だった場合、利益は次のように計算できます。

 

利益 = 50,000円 - (300円×100個+1000円+2000円+500円)= 16,500円

 

【単価設定のポイント】

以上の計算式を使って売上高や利益を算出することができますが、単価を設定する際には、以下のポイントにも注意する必要があります。

 

・競合他社の価格を把握する

・商品の仕入れ原価を正確に把握する

・販売費用を含めた利益率を設定する

・定期的に価格改定を行う

 

 

競合他社の価格

競合他社の価格を把握することは、自社の価格設定を正確に行う上で非常に重要です。同じ商品を取り扱っている他社の価格を調べ、自社の価格が適正かどうかを判断することができます。また、競合他社の価格が高い場合は、自社の商品を高く設定することで、より高い利益を得ることができます。ただし、競合他社よりも高い価格で販売する場合には、それ相応の付加価値を提供する必要があります。

 

仕入原価を正確に把握することも、価格設定の重要なポイントです。仕入原価を正確に把握しないと、利益率を計算することができず、適切な価格設定ができなくなります。仕入原価は、製品原価や材料費、運送費などを含むため、正確な情報を収集することが必要です。

 

販売費用を含めた利益率を設定することも重要です。販売費用は、広告費や配送料、クレジットカード手数料などが含まれます。これらの費用を含めた上で、適切な利益率を設定することで、自社の商品を適正価格で販売することができます。ただし、競合他社と比較した上で、適切な利益率を設定する必要があります。

 

最後に、定期的な価格改定を行うことも大切です。市場環境が変化し、競合他社の価格が変動した場合には、価格改定を行うことが必要です。また、自社の販売実績や在庫状況に応じて価格改定を行うことで、より効率的な運営ができるようになります。

 

以上のように、ネットショップを運営する上で、売上高や利益を算出する計算式を正確に理解することが非常に重要です。また、単価設定にあたっては、競合他社の価格や仕入原価、販売費用、利益率、定期的な価格改定などを考慮し、適正な価格設定を行うことが必要です。